黒猫の轢死体。

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20190904

 

推しが卒業しました。

推しという表現は適当ではありません。多分ガチ恋でした。今までの推しは「みんなのもの」でしたが彼は「僕のもの」でした、僕の中では。どのパフォーマンスでも最前で叫んでいるけれどさらにさらに声を大きくしてコールしたしキンブレは振ったしタオルも大きく掲げたしご挨拶は上手くしゃべれなくて死んでしまうから差し入れの飴を選択できるものにしてそれを話すきっかけにさせてもらっていました。僕は必ずぶどう味があるアソートを選んで、決まって担当カラーの紫の飴を選んでくれましたよね。とても嬉しかったです。ほんのりと他愛のないお話ができたときは嬉しかったです。次回お会いするときの差し入れはどうしよう、もう少し喋れるようになろう、移動経路を時刻表の確認を入念にしよう、と思っていた矢先のことでした。

 

突然の卒業発表でした。本当に、突然で。前々から決まっていたとかそうでないとか、多分リーダーは知っていたけれど他の人は知らなかったのでは？？少なくとも最近入った2人は知らなかったみたいです。どんな運営方針なのだかわかりませんが。

本人が『前もって報告をして、最後のステージを色眼鏡付けて見られたくなかったので』と言っているけれど前もった報告をきちんと確認しているの僕くらいですし色眼鏡なんて好きだから付きっぱなしだし、事前報告なしの卒業が苦しいこと、ドルオタのあなたにはわかるのでは？？なんで同じことをオタクに対してしてしまったの。何故。わかっていたら差し入れを豪華にしたのに、頑張って文章生成して奇声じゃなくて日本語でお話しに行ったのに。もっときちんと言葉で伝えたのに。Twitterではお返事をくれないでしょう。次の現場、行きにくいですよ。

 

ついうっかり別垢別名義の存在を知ってしまったので、忙しそうなのはわかりました。多分かなり忙しい中スケジュール詰めて詰めていろんなことをやっているのだろうな、と。週3で動画投稿して週3でパフォーマンスの練習して多分バイトにもたくさん行っていて、休んでいますか？みたいな。動画投稿頑張りたいならこちらをやめることになるのは仕方ないよね、こちらをそろそろやめることが決まっていたから動画に力を入れ始めたの？？そういうことですか？？

 

何がダメだったのでしょうか。話しかけ方が気持ち悪かった？？流石に別名義で動画にコメント残しに行ったのは僕だとバレていないと思うのですよ、バレていたら死ぬけれど。死。直接話しかけないのが良くなかった？？感想を直に伝えないと表現者は死んでしまうから。本人にも聞こえる大声で話しかけられるメンバーさんに叫んでいたけれどそれでは苦しくなってしまいましたか。好きすぎて話しかけられない気持ちは、貴方にはわかってもらえなかったのでしょうか。

 

推しが卒業したグループの追っかけほど虚無なものは無いと言いつつ他のメンバーさんも大好きだから、きっとちょろいオタクは心に穴をあけたまま次の現場も行くことになるのですよ。

 

(20分、パソコン、1436字)